いつものお肉を使ったメニューにひと工夫したいなら、合わせ酢を活用するのは良い方法です。お肉料理といえば炒め物や焼き物、揚げ物などがメインですが、ありきたりなレシピも、連日続いてしまうと食べ方に飽きてしまいます。
唐揚げなどは年齢層を問わず人気の鶏肉レシピの決定版ですが、鶏肉を調理するのが毎回唐揚げばかりでは味気がありません。少し多く作ってしまった日には、次の日もお弁当にもスタンダードな唐揚げをいれたりしがちです。
夕食に作った唐揚げが余ってしまったら、翌日に温めなおしてそのまま食べることもできますが、合わせ酢をつかえばまた違う味わいで、家族の食卓に笑顔を運ぶことができます。鶏肉にお酢を使うことがない家庭であれば、酸味が強くて家族に受け入れられるか迷うかもしれません。通販のお酢なら唐揚げもおいしくしかもさっぱりとしてくれます。
しかし合わせ酢といっても酸味が強い仕上がりばかりではなく、唐揚げを甘酢につければ簡単においしくなります。お酢を使用するにあたり酸味が強調をし過ぎない仕上がりで、なおかつ砂糖を入れる事でマイルドな風味が出るので、甘酢あんをつくることにより唐揚げ料理は一気に違ったメニューに変身します。たくさん唐揚げを作ったら、残りは唐揚げの甘酢あんかけにすれば、家族の食欲はそそられること間違いなしです。みんなが好きな唐揚げであっても、そのままでは味に飽きてしまいがちですが、手作りの甘酢あんを上からかけてからめれば、脂っこい料理に酸味が加わりより食べやすくなります。唐揚げは脂っぽいというイメージですが、甘酢あんが絡まるころでさっぱりメニューの完成です。
唐揚げの甘酢あんかけはお総菜では見るものの、美味しく仕上げるのは難しそうと躊躇するかもしれません。ですが基本的な甘酢案の黄金比をマスターすれば、意外と簡単に作ることができます。お酢は大さじに1杯で砂糖とケチャップにしょうゆは各大さじに2杯、これが黄金バランスの配合です。水溶き片栗粉と各調味料をボールに入れて混ぜたら、電子レンジで1分半過熱をしてとろみがつきますので、それを唐揚げにかけて刻んだネギを散らせば出来上がります。